だらだらがモットーの感想ブログ。 Dグレ・中西達郎・空の境界・その他マンガ映画など。
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 SQ読んでて思いついたこと。
1.「あの人」=神田の親にあたる人
2.神田は日本人ではない





 少なくともアルマ=カルマではない。同年代の少年に「あの人」って言い方は不自然です。
 あれだけストイックな神田がたったひとりの同胞以外に執着する存在っていったら自分の起源的な何かなんじゃないでしょうか。
 アルマとの初対面シーンでは
・何かの液体に浸かっていた神田を見下ろすアルマ
・アルマを指差す手は少年のもの(小学生くらい? 赤ちゃんとかではない)
・アルマは自分と神田の名前について「~っていうんだって」と言っている
 から、セカンドは女性の体を通さず出産・強制的に成長させられた存在だと思います。ふつうに生れて成長してたらハイハイしてる時期から顔見知りでもいいと思うんですよね。

 咎落ち実験‐セカンド‐サード の流れは 適合者の家族を適合させる→人体改造→クローニング かと思ってたけれど少し違いますね、

 適合者の素質は遺伝する という前提から出発した実験が失敗
 ↓
 でもやっぱり適合遺伝説以上にありえそうな可能性がない
 ↓
 仮説:被験者の置かれた環境が悪かったのだろう
 ↓
 胎児の発生段階からさまざまな調整を施して咎落ちリスクを軽減する=セカンド計画

 かな。
 セカンドはまるっと人を作るクローニングでサードの人体生成は腕限定のクローニング。被験者の腕(アルマ細胞入り)を複製してもともとの腕とすげ替える感じ?

 セカンドはいわばヒトをかたどったヒトでなし。己を表す名前さえただの記号以上の意味を持ちえない。世界にたった二人きりの幼い新種は「周りと自分とは違う」と感じて「自分達はいったいなんなんだろう」と疑問に思う。
 どうやら世の中の子供には「おかあさん」なるものがいるらしいし、ひとでなしの自分達にもそれっぽいモノは存在するらしい。そのひとに会って、自分たちのことを訊いてみよう。
 アルマが団員の会話を拾い聞いて↑な事を神田に吹きこんで、「おかあさん」に会ったらあれしようこれしようと子供らしい勝手な夢想をしゃべっていた。
 けれど9年前の惨劇によってアルマは本物の怪物になり悲惨な末路をたどった。たったひとりの同胞をその手にかけたとき神田にはひとつの疑問が芽生える。
 アルマは・・・・いったいなんだったのか。
 怪物になる運命だった?自分に殺されるために生きていた?母を夢想した幼稚さは、自分を連れ回して遊んでいた活発さや優しさはいったい何のためにあった?
 そして、はじめてのともだちの存在意義を知るたった一人=あの人 に会うまで神田は死ねなくなった。

 ……だったら超絶泣ける。

 あと神田が強制的に成長させられたクローンだったとしたら、経験を積まない分普通に生れて育った子供とは違ってるところもいろいろあると思います。でも教義にガチケンカ売る技術で生まれましたとばれたらやばいどころの話ではないので適当に戸籍をでっちあげる必要がある。
 仮想19世紀末の日本は他国との国交を絶っているから「日本人とはこれこれこういうものだ」という正しい認識を持っている人は限りなく少ない。
 だから「国籍:日本人」設定にしておけばセカンドがおかしな振る舞いをしたとしても「だって日本人だから」でごまかせる……んじゃないでしょうか。ノックスの十戒第5条みたいな。
 いや単に神田の生物学的な親が日本人だったってだけかもしれないけど。

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